福島大学 植物栄養学研究室
&
f-rei
土壌・植物マルチダイナミクス研究ユニット
研究体制の紹介
当研究室では、「植物栄養学研究室」と「福島国際研究教育機構(F-rei)」の
2つの研究ユニットが連携し、学術的な基礎研究と社会実装を見据えた
応用研究を推進しています。
福島大学
植物栄養学研究室
我々の研究室では、農業環境中のどのような要因が作物成長に関与しているかを明らかにする研究を行っています。つまり、土壌成分、畑の微生物、作物生育のデータを多角的に解析し、作物-微生物-土壌の複雑な関係性を可視化することで、従来篤農家の匠の技として伝承されていた作物生産技術を形式知化することを目標とした研究を行っております。
また、原発事故後の福島県内でより一層の安全安心なダイズ生産を行うために、放射性セシウムを吸わないダイズの作出を目標とした研究も行っています。
福島国際研究
教育機構
(F-rei)
低分子有機物の植物栄養学的解析
〜 低分子有機物は植物の窒素源、炭素源となるか? 〜
私たちは、福島国際研究教育機構の取り組みの一環として、福島県浜通り地域の農業復興に向けた研究を進めています。
除染により表土が失われた土地の地力回復をめざし、作物が低分子有機物をどのように吸収・活用するのか、そのメカニズムを明らかにすることが私たちの目的です。
さらに、その知見を活かして有機農法の可能性を広げ、新たな産業の創出や地域経済の活性化に貢献します。
スマート農業やカーボンニュートラルの実現を視野に入れ、持続可能で循環型の地域農業のモデル構築を目指しています。
